第2回医療政策懇談会の開催

「令和6年度第2回医療政策懇談会」を2024年5月25日に開催しました。

次世代薬局研究会医療政策委員会は、「所属や年代を超えた人々の声を政策に繋げるために、薬局・薬剤師の在り方を自ら追究し、医療政策を実践することができる薬剤師を輩出すること」を令和6年度のコンセプトとして活動しております。

 講師より能登半島地震の経験から、災害時に必要な衛生用品、特に簡易トイレの備蓄体制を整える必要性が指摘されましたが、どのように予算を確保するかが課題となっています。

 また、日本では民間病院が全体の8割を占めており、災害時の医療体制に不安があることから、薬局が公的医療機関としての役割を果たす仕組みがあってもよいのではないかという意見が出されました。

 次世代ヘルスケア産業の育成や「骨太の方針2024」のスケジュール、2015年以降の政策の流れを踏まえた社会保障費と財政健全化に関しても多岐にわたる議論が行われました。社会保障のために使われるべき消費税の現状、税制改正に関する要望、保険調剤の適正利用推進などを題材に、様々な立ち位置から政策を読み解くことができました。

・開催日時:2024年5月25日(土)15:00-18:00

・開催場所:ワイム会議室 お茶ノ水 Room 4E

・講師(アドバイザー):漆畑 稔先生(公益社団法人日本薬剤師会相談役)

・参加費:次世代薬局研究会会員の方は無料 非会員の方 1,000円(現金のみの取り扱いとなります)

・参加対象:薬に関係する仕事に就いている方、医療制度・政策に関心のある方

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