令和7年度 第1回 薬局経営向上セミナー開催のお知らせ

処方箋医薬品以外の医療用医薬品について -消費者の視点でじっくり考えてみよう-

 現在、処方箋医薬品以外の医療用医薬品の取り扱いについて、国会をはじめ各所で大きな議論が沸き起こっています。議論の中心は医療保険財政や薬剤師の役割論など制度面に偏りがちですが、本来この議論の中心にあるべき『医薬品の利用者』、すなわち私たち消費者の視点は、十分に反映されているでしょうか。

 当研究会はここに着目し、長年にわたり自ら病気を持つ側の立場から、患者・医療者・企業などをつなげる多彩な活動を行っている患医ねっと代表 鈴木 信行 氏を講師に迎え、消費者の視点からこの問題を一緒に考えてみたいと思います。

講演では次のような問を取り上げます。

●消費者は、処方箋を必要としない医薬品の範囲を広げることを、どう考えるだろうか。

●軽度な症状でもまず医療機関にかかるという習慣が固定化しているが、「ファーストアクセスは薬局で相談」という行動変容を消費者にもっていただく上で、障害になっているのは何か。

制度や政策の議論では語られにくい「現場での体験」や「生活者の実感」をもとに、医療と薬の関係性を考える機会です。
消費者、医療関係者、企業関係者、政策に関心をお持ちの方に広くご参加いただきたい内容です。

講師:患医ねっと 代表 鈴木 信行 氏

日程:7月6日(日)14:00~16:00(開場 13:30)

会場:ワイム神田Room7B

https://waim-group.co.jp/space/kanda

参加費:会員 無料 / 一般 3,000円

後日、YouTube限定配信を予定

医療制度のあり方を「受け身」でなく「当事者」として捉え直す、本質的な学びの場となります。ぜひご参加ください

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